今週の日曜阪神メインは上半期のG1を締めくくる宝塚記念(芝2200メートル、26日)が行われる。

ファン投票1位で挑む春の天皇賞馬タイトルホルダー(牡4、栗田)は火曜朝、坂路を2本駆け上がった。馬場への入退場時も落ち着き払った姿に王者の貫禄がうかがえる。

栗田師は「天皇賞の前の帰厩時と比べても気持ちが我慢できていて、はずんでいて、助手も厩務員も横山和騎手もいいと言っています。(阪神は菊花賞含め2戦2勝だが)決して輸送が得意な馬ではないんですが、ここまではコントロールできていますね。距離だったり、同型馬だったりは競馬なので。厩舎として馬の体調を整えて送り出してあげたい」と力強く話した。