九州産馬を中心とした九州1歳市場が21日、鹿児島県のJBBA九州種馬場で行われた。13頭が落札され、最高価格だったのはカシノティーダの21(牝、父バゴ)で、440万円(税抜き)。同セール出身で昨年の北九州記念を制したヨカヨカの生産者である熊本県の本田土寿氏の生産馬で、「カシノ」の冠名で知られる柏木務氏が落札している。

JRAはプリンセスゴールドの21(牝、父ケイムホーム)を全体2番目タイの410万円(税抜き)で落札。同馬は育成が順調に進めば、来年4月のブリーズアップセールに上場されることになる。

クラブ馬主も九州市場に目を向けており、(株)YGGオーナーズクラブはズッチーナの21(牝、父ケイムホーム)を310万円(税抜き)、(有)ノルマンディーファームはビートフォルテの21(牝、父アポロケンタッキー)を300万円(税抜き)で落札している。また、ヨカヨカの岡浩二オーナーはソフィアルージュの21(牝、父トゥザワールド)を300万円(税抜き)で落札した。