土曜の東京ジャンプS(J・G3、芝3110メートル、25日)でクラウンディバイダ(セン9、天間)が侮れない。障害転向12戦目だった昨年9月の中山未勝利戦を8馬身差で勝利し、ジャンパーとして覚醒した。

昇級初戦のG2東京ハイジャンプではいきなり4着に好走。2走前の小倉では5月の京都ハイジャンプで2着に好走したワーウルフを撃破し、オープン初勝利を挙げた。前走ペガサスジャンプS(5着)の後は中山グランドジャンプに見向きもせず、ここを目標に調整されてきた。「追い切りは特別動く馬ではないですし、9歳馬なので元気なのが何よりです。飛越はこのメンバーでも僕の馬が一番上手だと思ってます」と伴騎手。同騎手は今年ここまで5勝で現在リーディング5位に位置し、複勝回収率は160%を誇る。大駆けがあっても驚けない。