昨年の年度代表馬エフフォーリア(牡4、鹿戸)が6着に敗れ、84年のグレード制導入後、1番人気はワースト記録を更新する13連敗となった。

平地のJRA・G1は、今年に入り12戦を消化した。天皇賞・春のディープボンドの2着が最高で、その他で馬券圏内に入ったのはドウデュースの皐月賞3着だけ。上半期のG1はことごく人気を裏切る形となった。

1番人気が勝ったのは昨年末、有馬記念のエフフォーリアが最後。12月28日のホープフルS(1番人気コマンドライン=12着)から13連敗となった。なお安田記念で12連敗となり、07年桜花賞~菊花賞の最長記録に並んでいた。

<JRA・G1の1番人気13連敗>

※カッコ内は勝ち馬

ホープフルS

コマンドライン12着(キラーアビリティ)

フェブラリーS

レッドルゼル6着(カフェファラオ)

高松宮記念

レシステンシア6着(ナランフレグ)

大阪杯

エフフォーリア9着(ポタジェ)

桜花賞

ナミュール10着(スターズオンアース)

皐月賞

ドウデュース3着(ジオグリフ)

天皇賞・春

ディープボンド2着(タイトルホルダー)

NHKマイルC

セリフォス4着(ダノンスコーピオン)

ヴィクトリアM

レイパパレ12着(ソダシ)

オークス

サークルオブライフ12着(スターズオンアース)

ダービー

ダノンベルーガ4着(ドウデュース)

安田記念

イルーシヴパンサー8着(ソングライン)

宝塚記念

エフフォーリア6着(タイトルホルダー)