HBA日高軽種馬農業協同組合主催の1歳馬のセリ、22年セレクションセールの2日目が27日に北海道市場(北海道新ひだか町)で行われた。

久々の2日間での開催で、1日目は156頭が上場され、売却頭数が132頭。売却総額は25億3300万円。売却率は84・61%。取引平均額は1918万9394円。2日目は145頭が上場され、売却頭数は131頭。売却総額は23億2000万円。売却率は90・34%。取引平均額は1770万9923円となった。

2日間合計では、301頭が上場。売却頭数は263頭で、売却総額は48億5300万円。売却率は87・37%。取引平均額は1845万2471円。売却頭数、売却率、売却総額、取引平均額ともに01年以降で最高記録となった。

2日目の高額馬は上場番号169番のスマッシュハートの21(牡、父ブリックスアンドモルタル)から始まった。1000万円スタートから6000万円まで高騰し、ウマ娘で知られる藤田晋氏によって落札された。2日間で最高落札金額を記録したのがレーヌミノルの21(牡、父ブリックスアンドモルタル)の6600万円。この他にも6200万円で落札されたマルモリバニーの21(牡、父シルバーステート)、5400万円のマイユクールの21(牡、父キズナ)など5000万円超えが続出した。

※売却額、取引価格などはいずれも税抜き