英国からの遠征馬サフロンビーチ(牝4、J・チャプルハイアム、父ニューベイ)が人気に応え、昨秋のサンチャリオットSに続くG1・2勝目を挙げた。鞍上はウィリアム・ビュイック騎手で勝ちタイムは1分36秒45。

2馬身半差2着はジャンプラ賞からのG1連勝を狙ったアイルランドのテナブリズム(牝3、A・オブライエン、父カラヴァッジョ)。3着にはG1・14勝の名牝ゴルディコヴァを母に持つ地元フランスのゴルディスタイル(牝4、C・ラフォンパリアス、父ドバウィ)が入っている。

サフロンビーチはパンサラッサとロードノースの1着同着決着となった今年のドバイターフ4着馬。英国帰国後の6月にロイヤルアスコット開催のG2デュークオブケンブリッジSを制していた。通算成績は11戦6勝。

フランスの夏競馬の中心となるドーヴィル競馬場の開催は8月にG1競走が5レース組まれている。2日のロートシルト賞に続いて、7日には日本馬キングエルメス(牡3、矢作)が出走するモーリスドゲスト賞(芝直線1300メートル)、14日はバスラットレオン(牡4、矢作)が出走するジャックルマロワ賞(芝直線1600メートル)、21日には牝馬のジャンロマネ賞(芝2000メートル)と2歳のモルニー賞(芝直線1200メートル)が行われる。日本ではジャックルマロワ賞の海外馬券発売が行われる。