M・デムーロ騎手騎乗の3番人気タルマエロマエ(牝、新開、父ホッコータルマエ)が競り合いを制して、デビュー勝ちを収めた。勝ち時計は1分57秒4。

五分のスタートから、道中は逃げた1番人気ニシノカシミヤの後ろをキープ。3コーナーから鞍上の手が動いたが、直線でもしぶとく逃げ馬に食らい付く。残り50メートルあたりで前を捉え、最後は首差しのいだ。

M・デムーロ騎手は「まだ幼いけれど、すごくまじめですね。行きっぷりもとてもよくて、次はもっとよくなりそうです」と成長に期待した。

新開師は「力強かったですね。センスのいいところを見せてくれたし、しっかり伸びてくれました。今後はひと息入れてから考えます」と話した。