英国から短期免許で来日しているトム・マーカンド騎手(24)騎乗の1番人気トラマンダーレ(牡、鹿戸、父ドゥラメンテ)が逃げ切り勝ちを決めた。2着に妻のホリー・ドイル騎手(26)騎乗のスリーアイランド(牝、橋田、父ズースター)が入り、JRAで来日初の夫婦ワンツーを決めた。

トラマンダーレはスタートを決め、二の脚を付けて先頭に立つと、直線では迫る2着馬を振り切り、1馬身3/4差でゴールした。勝ち時計は1分36秒6。

マーカンド騎手は「レース前に盛り上がる部分があるので、その面を制御出来れば。体が大きくなれば、さらに良くなると思う」と好印象。鹿戸師も「能力があるのは分かっていた。性格がやんちゃなので、その辺りを心配していたんですけど、レースは思ったより落ち着いて走れた。その分、最後まで余裕を持てましたね」と振り返った。次走は未定。

2着のドイル騎手は「スタート良く出て、道中平地のところはいい感じでいけた。最後は勝てそうな感触があったのですが、勝ち馬が強かったです」と話した。