有馬記念、ホープフルSの後は、東京大賞典! 中央、地方の砂巧者が激突する大井・東京大賞典は、29日に行われる。出走馬の多くは馬産地の胆振、日高管内で生まれている。今年の優勝馬はどの馬? どこの生まれの馬が勝つ? 馬産地も注目する一戦。歴代優勝馬の市町村別頭数も参考にしてみては?

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“オラが街のヒーローorヒロイン”。サラブレッド生産が基幹産業となっている北海道の胆振と日高の市町では、町生産の馬がビッグレースを勝つと、役場庁舎に「●●号 ▲▲(レース) ■■(生産牧場)」と書かれた懸垂幕が掲出される。町全体で生産馬を応援し、勝てばみんなで喜び、祝福ムードにつつまれる。

年末の大井競馬場が舞台となる東京大賞典は、生産地が注目するレースの1つ。13、14年に2連覇したホッコータルマエは、町の観光大使になった。生産は日高管内の浦河町で、オーナーが胆振の苫小牧市在住だった。そんな縁から、苫小牧市の観光大使に任命された。ホッキ貝、アイスホッケーなどで知られる町に、「名馬が観光大使を務めるマチ」というPR材料が加わった。

東京大賞典歴代優勝馬の生産地(73年以降)では、新冠町が最多の11頭に上る。大井所属で地元で強いレースを見せたスズユウ(85年)、カウンテスアップ(86年)、女傑ロジータ(89年)などが大賞典の歴史に名を連ねた。06年ブルーコンコルド以来、優勝から遠ざかっている。2位は静内町+新ひだか町(※市町村合併により静内町は新ひだか町に)。馬産地も盛り上がるレース。こんな視点で見ても面白い。

<SPAT4ガイド>

大井競馬の観戦、勝馬投票券購入で楽しみなのが、「SPAT4 LOTO トリプル馬単」だ。指定された複数レースの馬単を予想する賭式で、南関東では最終レースからさかのぼって3レースを対象にしている。(例)12R立ての場合10R→11R→12R、11R立ての場合、9R→10R→11R。日刊スポーツの南関東競馬出走表は、レース番号の上部にロゴを掲載して対象レースを示している。

◆購入&買い方 SPAT4インターネット投票からのみ、購入が可能。競馬場や場外発売所では発売していない。買い目を自分で選ぶ「セレクト」、コンピューターが選ぶ「ランダム」、これら2つを組み合わせる「一部ランダム」がある。

◆購入額 50円から10円単位で購入可能。各レースから選んだ馬単1組×3レースをトリプル馬単の1組として50円から購入できる。

◆最高配当 払戻金の最高限度額は、法令により、10円に対して6000万円と定められている。50円で最高3億円、100円で最高6億円となる。

◆キャリーオーバー 「的中者がいない場合の払戻相当額」、もしくは「的中者がいた場合であっても10円あたりの払戻金相当額が6000万円を上回る場合の残額」は繰り越される。この繰越額のことをキャリーオーバーと呼ぶ。競馬場(主催者)別に繰り越される。