来年2月いっぱいで騎手を引退し、調教師に転身する福永祐一騎手(46)のラスト有馬記念は2着だった。

菊花賞2着ボルドグフーシュ(牡3、宮本)と道中は後方2番手追走。勝負どころの2周目3、4角で上昇し、直線は先に抜け出していたイクイノックスを追いかけた。

福永騎手は「素晴らしい状態でした。3角では外から長くいい脚を使ってくれた。今日のところは相手が悪かったです。でも、この馬はこれから成長するし、来年は主役を張れる馬です」と晴れ晴れとした表情でレースをふりかえった。