英国のG1競走で故意に同厩舎の馬を勝たせようとしたとして、8日間の騎乗停止処分を受けたクリストフ・スミヨン騎手(45)がBHA(英国競馬統括機構)に不服申し立てを行ったことがわかった。19日、レーシングポスト、パリチュルフなどの電子版が伝えている。

スミヨン騎手は英国王室主催のロイヤルアスコット開催、初日(16日)に行われた3歳のマイル王を決めるG1、セントジェームズパレスSでプエルトリコに騎乗。先行し、直線で外の馬に馬体を併せ、故意に内ラチ沿いを空けて、自身の後方を走っていたグシュタード(プエルトリコと同じエイダン・オブライエン厩舎の有力馬)が有利になるような騎乗をしたとして、BHAから処分が発表されていた。プエルトリコは6頭立ての最下位6着に敗れている。

この「チーム戦術」疑惑に対し、エイダン・オブライエン調教師は戦術があったことをきっぱりと否定している。スミヨン騎手の不服申し立てに対する審理は来週金曜(26日)に行われる予定。