武豊騎手(53)が前人未到のJRA通算4400勝に王手をかけた。

5番人気のタイミングナウ(せん7、四位)に騎乗。2番手追走から直線で早々と先頭に立つと、2着カズプレストの猛追を首差でしのいだ。勝ち時計は1分25秒5。

武豊騎手は「スタートはある程度出てくれて、もまれない位置を取れた。手応えはそんなに良くなかったけど、なんとかしのいでくれました」と話した。

デビュー37年目となる今年の7勝目が、JRA通算4399勝目。昨年のダービーを制したレジェンドがまた新たな記録の樹立へ、マジック1を点灯させた。

同騎手は、22日日曜も中京で騎乗予定。11R東海S(G2、ダート1800メートル)のクリノドラゴンをはじめ、7鞍が予定されている。