小倉大賞典(G3、芝1800メートル、19日)に出走するウイングレイテスト(牡6、畠山)が松岡騎手を背に全休日明けの14日、最終追い切りを行った。

美浦ウッドで6ハロン85秒5-11秒1(馬なり)。しまい重点もラストはハミを取って迫力満点の伸び脚だった。松岡騎手は「僕が乗った中で一番いいですね。ようやく復調してくれて軌道に乗ってきた。ちょうどやりすぎず、やらなさすぎずでしまいの感じもかなり良かった」と抜群の感触だった。「2歳の頃から能力を感じていた馬で素質は(ウイン)ブライトにも劣らない」と、香港G1・2勝の先輩を引き合いに出して才能を認めた。

15日水曜日に小倉へ輸送し、17日金曜日には松岡騎手が駆けつけて、ルーティンのゲート練習を行う予定。初の重賞タイトル獲得へ、万全を期す。