英国の名物障害競走、第175回の英グランドナショナル(G3、芝6870メートル)が15日、エイントリー競馬場で行われ、コーラックランブラー(セン9、L・ラッセル、父ジェレミー)が制した。

勝ちタイムは9分10秒62。同馬はスコットランド調教馬として、史上3頭目の勝利。デレク・フォックス騎手、ルシンダ・ラッセル調教師は17年にワンフォーアーサーで制して以来、2度目の勝利となった。

「レーシングポスト」電子版によると、今年の英グランドナショナルは動物愛護団体の活動家などが抗議でコースに乱入するなどの妨害を行ったため、118人が逮捕され、レース発走は約15分遅れとなった。レースは39頭が出走し、17頭が完走している。