JRA現役最年長ジョッキー、柴田善臣騎手(57)がスマートリアン(牝6、石橋)で北九州記念に参戦する。

小倉への遠征はデンコウアンジュで9番人気Vを決めた20年1月の愛知杯以来、約3年半ぶり。久々の小倉に柴田善騎手は「楽しみですよ」と笑みを浮かべた。同馬と2度目のコンビを組んだ前走福島テレビOPは、中団から末脚をさく裂させて1着に導いた。管理する石橋師はともに競馬学校1期生と旧知の仲だ。師の信頼に鞍上は「引き続き声をかけてもらって、ありがたいです。馬も頑張ってくれているし、重賞でも」と声を弾ませる。熟練の手綱さばきが“夏コク”の暑さを忘れさせる。