寒さなんて吹き飛ばせ。AJCC(G2、芝2200メートル、21日=中山)の「追い斬り激論」は東京の松田直樹記者、大阪の藤本マイク記者が熱いクロストークを行った。松田記者が昇級初戦のアルゼンチン共和国杯3着で安定感アップを印象付けたチャックネイト(せん6、堀)を推奨すれば、マイク記者は衰え知らずの明け8歳馬ボッケリーニ(牡、池江)を猛プッシュ。両者とも金子真人オーナーの所有馬に注目した。
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松田 寒い。寒すぎる。美浦は16日朝がマイナス5度、17日はマイナス4度。財布の中身も寒風です。
マイク せめて懐だけでも…、ってなんてベタな入りなんですか。
松田 熱くなるレースが見たい。チャックネイトを本命にしようと思ってる。
マイク まさに軸向きって感じ。アルゼンチン共和国杯3着もいい伸びでした。
松田 3走前に去勢してからますます安定した。堀師が「去勢効果が出てきたし、使い減りするタイプなので、狙ったレースを使った方が精度が上がる」と言うのが頼もしい。
マイク 今年初戦。鞍上はキング騎手ですか。
松田 15戦目で11人目の鞍上。どの騎手が乗っても全て掲示板内の走りが能力を裏付けている。1週前追いに乗ったキング騎手は「能力があるのは間違いない。折り合えるし、跳びも大きいので上り坂でも耐えられそう。前走上位馬もその後好走している」、と。前走の1着馬ゼッフィーロが香港ヴァーズ2着で、2着馬マイネルウィルトスがステイヤーズS3着。研究し尽くしている感じがした。
マイク 最終追いはどうでしたか?
松田 助手騎乗で6ハロン82秒8-11秒6。堀師は「しまいが甘くなった」と話したが、前後の追い切りと比較しても時計は出ている。追い切りでは着けていなかったブリンカーを今回も装着するから、問題ないんじゃないか。
マイク 4歳時のノド鳴り手術と去勢効果がかみ合ってきたんですね。僕はボッケリーニを推したい。全兄ラブリーデイと同じ晩成血統。8歳でも全く衰えなしです。Cウッドで6ハロン86秒1-11秒6。迫力を感じさせました。
松田 確かにチャレンジC2着の追い込みはすごかった。G2ならって感じ?
マイク 兼武助手は「昨年は1年通して活躍してくれましたし、充実していると感じます。元気いっぱいなので明け8歳は問題ないですし、コースも実績があるので大丈夫」、と。
松田 22年AJCC3着、23年日経賞2着。年明け初戦の中山に強いイメージ。
マイク 実績ある舞台で、しかも道悪も経験済み。穴党としては年齢での人気落ちは大歓迎です。
松田 チャックネイトも道悪は2走前に経験済み。雨に(A)邪魔されず(J)チャンス(C)カミング(C)!
マイク 落ちまで寒いとは…。
◆年長馬とAJCC 最高齢勝ち馬は7歳。グレード制導入の84年以降、16年ディサイファなど5頭が勝利している。8歳馬は13年トランスワープなど2着4回が最高で、勝てば初となる。

