27日土曜の京都4R新馬戦(ダート1400メートル)で、アレ(牡3、中内田、父シルバーステート)がいきなりの“アレ”を狙う。

JRAホームページに掲載されている馬名の意味は「あれ」。昨年、阪神タイガースの岡田監督が発した“優勝”に代わる言葉と認知され、23年の流行語大賞にも選ばれた「アレ(A.R.E.)」と重なる。

18日の1週前追い切りでは、栗東Cウッドコースで6ハロン84秒7-11秒6を馬なりでマークするなど動きは良く、素質を感じさせる1頭だ。

福永助手は「入厩してから順調に乗り込むことができて、調教では水準くらいに動けています。特に気になるような癖はなく、練習ではゲートも普通くらいに出られているので、流れに乗った競馬でどれくらい頑張れるか」と話した。

枠順は16頭立ての大外8枠16番。鞍上はルメートル騎手。

同レースには、近親にナイスネイチャがいる注目馬ライスネイチャ(牡3、松永昌、父メイショウボーラー)も出走する。