園田競馬場で「日本最高齢の誘導馬」として人気を集めていたアイスバーグが、2月21日に老衰のため死亡した。31歳だった。兵庫県競馬組合がこの日、発表した。

アイスバーグは93年、ニュージーランド生まれ。JRA競馬学校での練習馬、京都競馬場での誘導馬をへて、13年6月に園田競馬場へ移籍。以降、誘導馬として活躍していた。

昨年10月20日には、兵庫で誘導馬をしていたマコーリーの誘導記録(15年10月16日・当時30歳)を超え、その後は園田競馬場において運動や散歩をして過ごしていた。

園田競馬場ではアイスバーグをしのび、同場1階映像ホール横スタジオ前に献花台を設置する。設置期間は2月27日~3月28日の園田場外発売日・園田競馬開催日を予定している。