24日のサウジC(G1、ダート1800メートル、キングアブドゥルアジーズ)に出走を予定していた日本馬メイショウハリオ(牡7、岡田)が出走を取り消したと22日、主催者が発表した。

メイショウハリオを管理する岡田稲男調教師がJRAを通じて、コメントを発表した。

「メイショウハリオは到着してすぐにすくみを発症し、すくみを解消するための治療をしながら調教を行って、極力出走する方向で調整を進めていました。昨日(水曜)の歩様検査はパスしたものの、厩舎から出がけの歩様に違和感があり、その辺がなかなか解消されませんでした。サウジアラビアの獣医師よりリスクの高い競馬になる可能性もあるとの話もあり、リスク回避の決断をしました」と苦渋の決断を明かしている。

同馬の回避により、補欠馬スコットランドヤードが繰り上がりで出走する。ゲート番は当初、メイショウハリオが入る予定だった12番枠と発表されている。