ドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、30日=メイダン)に挑むウィルソンテソーロ(牡5、小手川)は原優介騎手を背に、メイダン競馬場のダートを単走で追い切られた。

直線は鞍上が手綱をぐっと握るほどの前進気勢が目立った。

海外初騎乗の鞍上は「ガスを抜くことを意識しましたが、少し速いかなというくらい元気いっぱいでした。メイダンの砂は合うと思います。僕みたいな減量騎手が世界のてっぺんを狙えるチャンスをいただいて、僕の人生が変わる大きなレース。1着という結果を出せるように頑張ります」と意気込んだ。