2月東京のゆりかもめ賞を制したウインマクシマム(牡3、畠山)が18日、ダービートライアルの青葉賞(G2、芝2400メートル、27日=東京)へ向け、美浦ウッドで2頭併せを行った。

松岡騎手を背にピンキープロミス(古馬2勝クラス)を3馬身追走。直線は内から馬体を併せ、鞍上から強めに追われた。スムーズな加速で1馬身先着し、6ハロン81秒7-10秒9(強め)と好時計をたたき出した。

鞍上は「1週1週テーマを持ってやれていて、少し上積みできる分を残しながらダービーに向かえれば。今週で足りないようなら来週もやる予定でしたけど、来週はそんなにやらなくてもいいと思えるくらいにいい状態だと思います。自分の思ったような反応をしてくれていて、腰の踏ん張り、息、身のこなしも満足いくものなので特に不安はないです」と万全を強調する。

前走は今回と同じ東京芝2400メートルで鮮やかな逃げ切り。その先のダービーの大舞台を意識させる素質馬だ。「9分で勝ってくれないとダービーは厳しいと思っているので、9分でもここは結果を残してほしいと思っています」と期待を込めた。