サマー2000シリーズ第2戦・函館記念(G3、芝2000メートル、14日)の最終追い切りが10日、函館、札幌両競馬場で行われた。

「追い斬り激論」では、東京の大ベテラン・岡山俊明記者(59)と大阪の若手・藤本真育(マイク)記者(28)が“31歳差”の大激論。岡山記者はメンバー最年長の8歳馬ハヤヤッコ(牡、国枝)を、マイク記者は4歳馬ホウオウビスケッツ(牡、奥村武)を推した。

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マイク 岡山さん、今年のセレクトセールもすごかったですよね。1歳馬部門で歴代最高額となる5億9000万円(税抜き)が飛び出したり、画面越しでも熱気が伝わりました。

岡山 特に今年はコントレイル産駒とキタサンブラック産駒が全体的に高かった印象。今後どう活躍するか、楽しみだよ。

マイク さて、今週末は函館記念です。追い切りが良かった馬はいましたか。

岡山 白毛馬ハヤヤッコが目立っていた。浜中騎手を背に僚馬プラチナトレジャー(古馬オープン)と併せ馬。函館ウッド5ハロン67秒8-12秒9で併入した。シラユキヒメからの白毛フリークとして、応援の気持ちもある。

マイク 確かに気になりますけど、8歳という年齢が気になります…。

岡山 そこは全く心配ない。浜中騎手が「今年が一番、馬が若いように感じるし、とにかく元気。2、3走前も重賞の強い相手に差のない競馬ができているし、力は健在」と好感触だった。一昨年に勝利し、昨年も5着と掲示板。セレクトセールで白毛馬(母マーブルケーキ)に1億9000万円の値がつく時代になったのも、ハヤヤッコを含めた一族の頑張りのおかげだと思うし、ここは好走に期待したい。

マイク 僕は伸び盛りの4歳馬ホウオウビスケッツが良く見えました。

岡山 確かに。岩田康騎手を背に函館ウッドで5ハロン67秒0-12秒4。ショウナンアメリア(古馬2勝クラス)を大きく追走して、2馬身先着していたね。

マイク 巴賞1着から中1週ですが、活気を感じますし、とにかく状態が良さそう。岩田康騎手も「前走より落ち着いているし、馬はひと回り、グッと良くなった。順調なのは間違いない」と好感触でした。その岩田康騎手は昨年のダービー(6着)を見て「折り合いを欠くなかで、あれだけやれるんだから。力はあるよ」と能力を再確認したそう。連勝での重賞初制覇も十分にありますよ。

岡山 今年59歳になった俺がメンバー最年長8歳馬を推して、28歳のマイクくんが4歳馬。“年の差”対決をどっちが制すのか、見物だね(笑い)。

マイク 負けませんよ!