函館競馬場内にある馬の温泉は知られていますが、厩舎地区には人間用の温泉施設も整っています。

馬の温泉の近くにあり、入浴時間は午後3時から午後8時半まで。午前8時から午前11時はシャワーのみ使えます。サウナも完備されています。お湯は湯の川温泉から引かれていて、もちろん男湯だけでなく女湯もあります。厩舎関係者は無料。JRAが入湯税を納めています。

今年初めて函館に出張している女性厩舎スタッフも利用していました。「ぬるめのお湯なので快適です。いつまでも入っていられますね」とお気に入りの様子でした。ベテランになるほど函館市内に点在するさまざまな温泉巡りをする人も多いですが、身近にある風呂は何より便がいいです。

使えるのは厩舎関係者だけなので、自分はよく花園温泉に向かいます。競馬場を背にして北へ、徒歩だと約30分、自転車で約10分。ひなびて年季を感じさせます。

地元の憩いの場。玄関を入ると、白い猫が鎮座して出迎えてくれました。名前はミルクティーちゃん。触らせてくれますが、どうやら写真は苦手なようで、カメラを構えると歩き出して避けようとします。ごめんね。黒猫もいて、こちらはクロちゃん。2匹ともおとなしくて、お客さんにも大事にされています。

花園温泉のホームページはなく、外部サイトにいろいろと情報は載っているのですが、表示されている料金がまちまち。7月14日時点の大人入場料は460円。これは確かです。洗い場にはケロリンの広告が入った黄色いおけが並びます。昭和にタイムスリップする感覚もなかなかいいものです。サウナもありますよ。

風呂上がりには、鈴木牧場の鈴木牛乳で仕上げます。濃いので、よく振ってからお飲みください。花車という食事処も併設されています。定食はボリューム満点です。レトロなスーパー銭湯。時代を先取りしていたのかもしれません。

函館競馬の6週間はあっという間に過ぎました。馬は残って7月20日から始まる札幌開催に向けた調教を続けます。さらば函館。涼しかった~。ありがとう。【岡山俊明】