メムロボブサップ(牡8、坂本東)が単勝1・2倍の断然人気に応え、94年アサギリ以来、30年ぶり史上2頭目のばんえいグランプリ4連覇を達成した。阿部武騎手で積載重量は800キロ。勝ちタイムは2分8秒9だった。

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管理する坂本東一調教師(70)は納得の表情でレースを振り返り、人馬をたたえた。「常に勝つことを狙って体調を整えてきました。この暑さで熱中症などの心配はありましたが、最高の状態でレースに臨めました。阿部騎手の努力が実ったのだと思います。スタートした時点で全馬そろって焦ることなく出てきたので、勝てると思いました。そのため、レースは安心して見ることが出来ました。今後も十分な管理、調教しながら健康に育てていきます。これからもボブのことを応援よろしくお願い申し上げます」。

 

阿部武臣騎手(52)も大仕事を終え、胸を張って口取り写真におさまった。「勝ててほっとしています。レース前のプレッシャーはそんなにありませんでした。この馬は暑さに強い馬なのですが、年齢を重ねてきているので堪えるところがあったと思います。レースに関しては『いつも通りのレースをすればいい』とそれだけを考えていました。馬場の状態は途中、雨が降りましたが、その割に軽くもなく、結構フカフカして重いような感じでした。道中で息を入れることが出来たので、馬場が重たいのはプラスに働いたと思います。第2障害を越えてからコマサンエースの勢いがあったのでドキッとしましたが、ここは負けられないと思い騎乗しました。勝ててよかったです。これからもメムロボブサップのことを応援よろしくお願いします」。