セントウルS(G2、芝1200メートル、8日=中京、1着馬にG1スプリンターズSの優先出走権)に出走するG1馬ダノンスコーピオン(牡5、福永)は、初のスプリント戦に臨む。

手綱を取るのは2走前からコンビを組む戸崎圭太騎手(44=田島)だ。初騎乗となった京王杯スプリングCでは4着。「結果が出ていなかったので、気分良く走らせることを意識したらうまくいった」と復活の兆しを感じていた。

その後マイルG1の安田記念へ臨んだが15着に敗退。コンビを組んだ2戦を振り返り、「今の感じだとマイルは違った。2戦乗ってみて、今は1200メートルがいいと思う」と初距離での戦いへ手応えを口にした。

現在の状態面について「動きがすごく良くなっていると聞いている」とジョッキーが話したように、中間は3週続けて福永師が騎乗し、4日の追い切りでは栗東坂路で4ハロン51秒1-12秒4(馬なり)と上々の動きを見せている。

3歳時にNHKマイルCを制して以降勝ち星に見放されているが、ジョッキーは「気持ちの面と折り合いを重視してうまく乗りたい」と意気込んだ。G1馬復活へ、新境地での戦いが幕を開ける。【深田雄智】