極ウマ記者の24年は、それぞれどんな1年だったのか? 予想が好調だった人もいれば、不調続きだった人もいるだろう。まさに、悲喜こもごも。日刊スポーツの競馬担当記者が、今年1年を振り返ります。
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【井上力心記者】
今年は木南記者の後を継ぎ、1面予想のチャンスを多くいただき、プレッシャーのかかる時もありました。ただ、外れが続いても決して“当てにいく”予想をしてはいけない。そう自分に言い聞かせてきた日々でした。自分の感性、取材で得た情報の精査、枠の並びからの展開読み、馬場読みなどを駆使しながらとにかく悔いない予想をしようと。
この仕事を始めて、これまでで一番、出走馬1頭1頭に対して向き合ってきた年だったかもしれません。
会心の的中は札幌記念1着のノースブリッジ、有馬記念2着のシャフリヤール、マイルCS3着のウインマーベル、阪神JF3着のテリオスララ。普通の人が敬遠しがちな馬をいかに自信を持って推奨できるかが自分の役割だと勝手に思っています。なので人気薄の馬で結果を出せた時の喜びは大きいです。
うれしい出来事は津村騎手のヴィクトリアマイル制覇、菅原明騎手の宝塚記念制覇。美浦所属ジョッキーのG1初制覇はうれしかったですね。いずれも馬券は取れませんでしたが…。
有馬記念を的中してもやっぱりオーラスのホープフルSを外すと悔しい思いが残ります。しっかり反省して来年に備えます。
◆井上力心(いのうえ・よしきよ)1986年(昭61)9月6日、北九州市生まれ。幼少時、父と小倉競馬場へ行くようになり競馬にはまるきっかけに。ITエンジニア、マーケティングコンサルタント職を経て19年5月に日刊スポーツ新聞社(東京)入社。好きなお酒はビールとレモンサワー。競馬場、ウインズ帰りのひとっ風呂と生ビールが最高のぜいたく。今夏から「BSイレブン競馬中継」の解説者に加わる。小倉競馬の開催時期変更、開催縮小には異論を唱える。

