日本中に強烈な寒波がやってきています。東京新聞杯ウイークの雪といえば…。95年は降雪のためにダートで行われ、ゴールデンアイが勝利を挙げました。

今から11年前の14年は雪のために中止になり、翌週に再び雪の影響を受けることになりました。以下にレース結果を伝える当時の記事(14年2月18日付の日刊スポーツ競馬面)を再掲します。

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関西馬は歴史的な大雪による影響をもろに受けていた。中止になった1週前の輸送に続き、半日以上に及ぶ長時間輸送。レース前からハンディを背負っていた。16日午前10時ごろ、馬運車8台に19頭が乗って栗東トレセンを出発したが、東名高速一部閉鎖の影響を受け、静岡県内のサービスエリアで足止め。17日未明の午前1時すぎから午前3時半すぎにようやく東京競馬場へ到着した。競馬場到着時、午前6時過ぎに獣医師が馬体検査。東京新聞杯を予定していたサトノシュレン、リルダヴァルは輸送熱のため、17日朝に出走取り消しが発表になった。

通常は所要時間6時間半のところを最短で14時間57分、最長で17時間25分かかった。エキストラエンド(2着)の角居師は「今の馬運車輸送はすごい。文句は言えません、相手は天気ですから」と話し、クラレント(3着)の橋口師は「この状況下で全馬がプラスか、ほとんど変わらない馬体重で出てきた。すごいよな。人間に置き換えて考えると、本当に馬はすごいな」と驚きを隠せなかった。

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自分は検量室前で取材していましたが、引きあげてくる馬たちを見ながら感嘆していた橋口弘次郎先生の声が今も耳に残っています。

夕方、東京競馬場で取材している記者から「関西馬の東京競馬場への輸送に影響が出るかもしれない」という報告が来ました。各馬が無事に到着し、明日、元気にパドックを周回してくれることを願っています。ファンの皆様もご自愛ください。【競馬デスク@築地】