ケンタッキーダービーで4勝を挙げ、競馬殿堂入りを果たしている米国競馬界のレジェンド、ダレル・ウェイン・ルーカス調教師(89)が現役を引退することになった。健康上の理由のため。ケンタッキー州ルイビルの病院に入院したことを家族が公表し、22日、チャーチルダウンズ競馬場が発表した。
ルーカス師は88年ウイニングカラーズ、95年サンダーガルチ、96年グラインドストーン、99年カリズマティックでケンタッキーダービーを4勝。昨年のシーズザグレイを含め、プリークネスSは7勝。ベルモントSは94年タバスコキャットなどで4勝を挙げ、米3冠競走を通算15勝している。昨年、今年もケンタッキーダービーに出走馬を送り込み、毎朝の調教ではポニーにまたがって、元気な姿を見せてきた。BC競走は20勝を挙げ、エクリプス賞最優秀トレーナーのタイトルは4回獲得している。
ブラッドホース電子版はウィスコンシン大学を卒業後、大学のバスケットボールのコーチや高校教師を務め、クォーターホースの調教師出身からレジェンドトレーナーとなったルーカス師のキャリアを紹介。弟子のT・プレッチャー師や北米史上最多勝のスティーブ・アスムッセン師、ケニー・マクピーク師たちのねぎらいの言葉を伝えている。

