2着に敗れたエストレンジ(牝4、D・オメーラ)の陣営はレース後、凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)参戦に意欲を見せた。レーシングポスト、アットザレーシズなどが伝えている。

エストレンジは英国のチェヴァリーパークスタッドが所有する芦毛の4歳馬。デビューは昨年8月25日のグッドウッド競馬場(1着)と遅く、昨年は3戦2勝。今年に入って急成長を見せ、G3、G2を連勝し、今回がG1初挑戦だった。同スタッドのリチャード・トンプソン氏は「残り2ハロンで『よし、勝てる』と思ったけど、すぐにミニーホークの強さに気付きました。ただ、斤量の差(古馬と3歳で4キロ差)が影響しているし、理想的ではない馬場のG1で2着に好走したことをうれしく思っています。凱旋門賞の夢は終わっていません。ロンシャンで馬場が(得意な)時計のかかる馬場になっていたら、検討の余地があります」とコメント。管理するオメーラ師も「今回は本来得意とする馬場状態ではなかったけど、出走をみんなで決断し、そこでいい走りを見せてくれました。近年、古馬でヨークシャーオークスを勝ったのはエネイブルとアルピニスタの2頭だけなので、2着は悪くない成績です」と語っている。

英愛オークス制覇のミニーホークに敗れはしたものの、G1初挑戦で2着に好走。凱旋門賞へ向けては大手ブックメーカーのコーラル社がエストレンジの単勝オッズを21倍まで上昇させている。