今週土曜の阪神メインレース、シリウスS(G3、ダート2000メートル、27日)は秋のダート路線を占う意味でも重要な一戦だ。

注目の1頭は重賞初制覇を狙うタイトニット(牡5、今野)。3月に3勝クラスを勝ってオープン入りを果たし、直後のアンタレスSではミッキーファイトの2着に好走。10番人気の低評価を覆した。続く前走・平安Sは5着に敗れたが、勝ち馬とは0秒3差。今野師は「展開がまったく向いていない中で、力は見せたと思います」と、中団追走から上がり最速タイの脚で追ってきた内容を評価する。

今回はそれ以来4カ月ぶりの一戦。「大型馬の休み明けなので、絶好調まではどうかですが、残暑が厳しかった中での休み明けのわりには、まずまずいい仕上がりです」と力を出せる態勢は整っている。

22日に発表されたハンデは56・5キロ。自身としてはここ2走の重賞から0・5キロ減で、十分にこなせる範囲だ。「あとは展開が向いてくれたら、というところですね」(今野師)。さらなる大舞台へ向け、楽しみな秋初戦となる。