「サラブレッドデイリーニュース(米国版)」電子版は3日、フォーエバーヤング(牡4、矢作)が制した今年のBCクラシックを振り返るリナルド・デルガッロ(3世)氏のコラムを掲載した。

デルガッロ氏はコラムの冒頭で「競馬ファンの多くはティズナウが00年、01年にBCクラシックを連覇した記憶に残る偉業を覚えています。しかし、BCクラシックで複数回、馬券圏内(3着以上)に入る馬が少ないことを知っている人はあまりいません」と書き出した。

続けて、過去のBCクラシックで複数回、馬券圏内に入った馬を紹介(連覇を除く)。カリフォルニアクローム(14年3着、16年2着)、メダリアドーロ(02年、03年に2着)、アリシーバ(87年2着、88年1着)、ムーチョマッチョマン(12年2着、13年1着)、アンブライドルド(90年1着、91年3着)、ゼニヤッタ(09年1着、10年2着)、ターコマン(85年3着、86年2着)、プレザントリーパーフェクト(03年1着、04年3着)、シガー(95年1着、96年3着)の名前を挙げた。

「もしかしたら私が見落としているかもしれませんが、42回行われたBCクラシックで、3着以上に2回入った馬は“わずか9頭”しかいません(連覇を除く)。馬券圏内に入れるのは126頭(42回×3頭)で少ない。だからこそ、今年このリストの中に1頭だけでなく、3頭も加わったことはすごく特別なことです」と今年のBCクラシックを絶賛した。

デルガッロ氏は「今年はフォーエバーヤング、シエラレオーネ、フィアースネス、昨年はシエラレオーネ、フィアースネス、そして、フォーエバーヤングです。これは歴史的な出来事です。そして、これらの馬を(3歳シーズン限りで)種牡馬として引退させるのではなく、4歳シーズンに出走させ、競馬をエキサイティングなものにしてくれたオーナーたちに敬意を表します」と2年連続で上位3頭に入った馬のオーナーたちの姿勢をたたえた。そして、「ビジネスモデルという観点で言えば、競馬がエキサイティングなものであり続けるためには、ライバル関係を大事にすることが鍵になります」と締めくくっている。