2番人気ドナギニーが直線の争いから抜け出し、重賞初制覇を飾った。時計は2分19秒7(良)。笹川翼騎手(31)、中道啓二調教師ともロジータ記念は初制覇となった。

最内1番枠から道中は好位のインをキープ。最後の直線で前が開くと、鞍上のアクションに応えて脚を伸ばし、最後は粘るエスカティアを捉えきった。「こうなったらいいな、という競馬で会心でした」と3週連続の重賞勝利となった笹川騎手。「自分の気持ちが伝わらないよう、1周目はオフモード。直線でよくファイトしてくれた」と初コンビのパートナーをたたえた。デビュー2連勝、重賞でも力を示しながら届かなかったタイトル。それでも秋を迎え、20キロ増の馬体でS1をつかんだ。中道師は「最高のポジションで最高の騎乗でした。芯が入って本格化してきたし、もう1段、2段、上がりそうなので」と期待は膨らむばかり。次なる舞台でも目が離せない。【渡辺嘉朗】

■ドナギニー ▽父 ラブリーデイ▽母 ポッドジゼル(ゴールドアリュール)▽牝3▽馬主 小川真査雄▽調教師 中道啓二(大井)▽生産者 下屋敷牧場(北海道新ひだか町)▽戦績 10戦4勝▽総獲得賞金 5149万円▽馬名の由来 冠名+金貨名

●勝負服

<エスカティア=2着>矢野騎手 突き抜ける性格をしていなくて、勝ち馬の決め手に屈したけど、この馬の競馬はできている。どこかでひと皮むけそう。背中は本当にいい。

<ウィルシャイン=3着>本田正騎手 ペースが遅かった。展開ですね。力負けではない。前回は結構、引っかかったけど、使って競馬も覚えてきて、馬も良くなってきている。

<チャチャハツゴウ=4着>新原騎手 落ち着いたペースで展開も良かった。力もそれなりに出せたと思う。これから良くなってくれると信じているので、重賞でも通用すると思う。

<オリコウデレガンス=5着>今野騎手 折り合いに専念したからあの位置。思ったより流れなかった。前回を使った分、今回は反応してくれた。千四、千五ぐらいがベストかな。