日刊スポーツの舟元祐二記者は◎ミュージアムマイル、▲コスモキュランダ、○ダノンデサイルで完全的中。27日付の日刊スポーツ紙面に掲載されたコラム全文を掲載します。

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昨年は本命印を託したレガレイラが、シャフリヤールとのたたき合いを制した。64年ぶりの3歳牝馬による優勝だった。単勝を厚めに買う手前、本命馬の1着は最もうれしいことだが、会心とはいかなかった。大外枠を理由に無印にしたシャフリヤールが2着。C・デムーロ騎手による神騎乗の前に、馬連と当日追加した3連単などの馬券は紙くずになった。

今年はそのC・デムーロ騎手が手綱を取るミュージアムマイルを本命とした。同馬とは【1・2・0・0】と好相性だ。枠順抽選会を終え、会場を後にするC・デムーロ騎手に取材した。通訳からの英語を聞き終えると軽くうなずき、「いい枠。レガレイラ、メイショウタバルを見ながら行けるのがいい。距離も中山なら大丈夫」と自信たっぷりだった。これが決め手になった。

ミュージアムマイルも3歳馬らしくさらに成長している。持ち前の非凡な瞬発力もそうだが、負けん気が強くなっている。1週前の追い切りは栗東Cウッドで6ハロン78秒5-11秒4の自己ベスト。文句なしの時計に加え、内容も良かった。C・デムーロ騎手を背に7馬身ほど前を走る僚馬に直線だけで追いついた。併走してからは闘争心を高ぶらせ、突き放すのではなく、むしろ少し前をキープするような形。実際に半馬身先着に留めた。最終追い切りの坂路では長く僚馬と併せた。特に後半は接触するかしないかという間隔でぴったりと併せて、坂の一番苦しいところで首差先着。もともとどっしりとした馬体だが、そこに芯が入ったような走りになっていて、見ていて安定感がある。そして、ライバルに常に先着するように植え付けられた闘争心。周りにしぶとい馬がいればいるほど高ぶらせる。中山の急坂でそれを体現する。単勝(4)、馬連(4)-(9)(10)(6)(1)(5)(12)(14)。

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29日付紙面には舟元記者の東京大賞典の予想を掲載予定。ご期待ください。