今週で定年引退を迎える国枝栄調教師(70)が送り出したアマキヒ(牡4)が1番人気に応えた。アマキヒはかつて国枝師が管理したG1・5勝の10年3冠牝馬アパパネの子。
道中は2番手で追走。勢いをつけて直線に向くと、粘り強く脚を伸ばし、ゴール前でもうひと伸び。
国枝師は足を踏みならして愛馬を応援。勝利が決まると「ヨシッ!」とガッツポーズを見せた。「レースぶりは良かった。ちょっとかかり気味だったけど、長い距離でスタミナがある。良かったと思う。やっぱり、ずっとやってきた血統だし、金子(真人オーナー)さんだし。明日もアニキ(中山9Rバードウォッチャー)で頑張ります」と縁のある血統での勝利に喜びもひとしおだった。
阪神競馬場はアパパネやダノンプラチナ、アーモンドアイ、アカイトリノムスメ、サークルオブライフ、ステレンボッシュでG1を勝利した場所。「(阪神は)大きいところも勝たせてもらって、いいところですよ。これを(3000メートルなので)菊花賞ってことにしてくれねえかな(笑い)。雪で(予定していたレースが)中止になったけど、うまくいったね」と笑顔を見せた。

