高知競馬の名物重賞、福永洋一記念(ダート1600メートル、24日)の今年の主役は、前走・二十四万石賞で完全復活を果たした24年の高知3冠馬プリフロオールイン(牡5、打越勇)だ。
1年のブランクを乗り越えて出走した前走では、23年の3冠馬ユメノホノオ(3着)をはじめ、ライバルたちを寄せ付けずに逃げ切り勝ち。連覇を達成した。「ひづめの弱さがありましたが、牧場でしっかり乗り込めていたので状態は良かったです。自信を持っていました」と宮川実騎手(44)は振り返る。
4月12日の前走後も順調に調整されている。鞍上は「2週前に(牧場から)帰ってきて、併せ馬で追い切りができました。できることはやったと思います。自分のペースで行ければ大丈夫だと思います」と自信をのぞかせた。
今年で17回目を迎える福永洋一記念において、単独最多の4勝を挙げるのが宮川騎手だ。「よく勝たせていただいて、縁があるレースだと思います。(プリフロオールインは)3冠を取った馬ですし、自信を持っていきたいです」と5勝目へ力を込めた。
兵庫から3頭、船橋から1頭の強力な遠征馬に加え、もちろん同じ地元勢も虎視眈々(たんたん)と勝利を狙ってくる一戦。不屈の闘志を燃やすプリフロオールインと宮川騎手のコンビがどんな走りではねのけるのか。大注目の一戦だ。【松本健史】

