2010年宝塚記念制覇、凱旋門賞2着で、23日に20歳で息を引き取ったナカヤマフェスタ(牡)の献花台が24日、余生を過ごしていた「うらかわ優駿ビレッジAERU」(北海道・浦河町)で設置された。記帳台、メモリアルノートと合わせて来年2月28日までの設置を予定している。
ナカヤマフェスタの表情を映した写真が立てられ、花が添えられた。訪れた北海道在住の女性はナカヤマフェスタの現役時の勝負服と同じ赤、白、青の花を手向けた。「突然で本当に悲しいです。ここにいるオウケンブルースリ、マイネルキッツ、スズカフェニックスと4頭の関係性が好きだったので、残された3頭が寂しくならないか心配です」と涙をこぼした。
同牧場の田村浩一支配人は「こちらにきてから約3年になりますが、非常にファンの多い馬でした。ステイゴールド産駒らしく我が強いところはありましたが、おとなしかったですよ。スタッフともに看取りましたが、最後まで何とか生きようとしていました。こちらに来る競走馬にとって20歳は一つの節目。残念です」と肩を落とした。
普段から世話をしていた古川侑奈さんは「自分を持っている馬で、トレッドミルなどやりたくないと思った時は入ることを拒んだりしたこともありましたね。放牧地から帰る時はいつもこちらを見ながら揺れて合図を出してくれたり、かわいい馬でした。いつもいた馬房にフェッスーがいないと寂しいですね」と愛称を交えて悲しんだ。【桑原幹久】

