ソフトバンクがマジック点灯へ突き進む。28日のオリックス戦(わかさスタジアム京都)は雨天中止となり2試合続けて順延。

明日30日からの8月ラストカードは2位西武と敵地で3連戦。首位キープに向けて、打線好調な相手に打ち勝つことが求められる。日刊スポーツ評論家の浜名千広氏(49)は、打線の大胆な組み替えを提言。ここにきて先発陣の不安も露呈してきただけに、打順1巡目からの爆発に期待した。

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待望の柳田が帰ってきた。頼れる大砲だが、復帰してからの5戦、打順は固定していない。2番指名打者からスタートして、2番中堅、5番中堅、4番指名打者。復帰戦で初安打を放てば、2戦目には復帰弾も放った。5戦で2発。すでに結果を残している。今後も柳田の打順が1つのポイントになるだろう。さらに柳田に続く選手も、内川、松田宣、グラシアルと変化。柳田がマークされれば、当然後ろを打つ選手がカギを握る。柳田を軸にどう打線を組むか。得点力アップのために、これから大事な作業になる。

首脳陣としてはクリーンアップは固定したいところだ。しかし、デスパイネの離脱もありクリーンアップすら日替わりとなっている。固定できないのが現状なら、無理に固定せずに、試合ごとに大胆に打順を組み替えることを提唱する。例えば「1番柳田」「中村晃をクリーンアップに据えてみる」「柳田は1番か3番に固定する」。相手投手によっても変化するなど、割り切った作戦も必要だ。

ここにきて先発陣の不安が現実のものになってきた。打線が好調な西武だけに不安は尽きない。しかし打線が初回から先制パンチで得点を奪えば、先発投手を少しでも楽にできる。大胆な「打順改革」で2回くらいまでの打線1巡目で、集中打を見せて試合を有利に進めれば、勝機は見えてくる。(日刊スポーツ評論家)