阪神は投手力が圧倒的でした。
8月末のチーム防御率が驚異の1・20で失点は281。2位の巨人が同2・72で失点が362と差は歴然です。
ロースコアながら先発とリリーフが抑えて勝つ。先発が4失点以上して打撃陣が逆転する展開はほとんどなく、安定した勝ちパターンがありました。
開幕ローテは村上、富田、門別、才木、ビーズリー、デュプランティエの6枚。残ったのは村上、才木、デュプランティで、そのデュプランティエも最後は戦線を離れた。それでも開幕4週目ぐらいに伊原が出てきて、5週目に大竹、中盤には伊藤将と高橋が戻ってきた。出てきた選手が役割を果たし、層の厚さを見せつけた。中でも大きかったのは伊原です。最後は先発で4連敗したけど、それまで先発した日のチームは8勝4敗。4つ貯金をつくった貢献度は非常に高い。
野手は主力にケガ人が出なかったことが大きい。セの規定打席到達は一昨年27人、昨年24人に対し今年は9月初旬時点で17人。それだけ各チームに故障者が出た裏返しだが、阪神は1~5番が規定に達している。態勢が整わない他球団が貯金を作れず、阪神が独走態勢を築いた要因でしょう。(日刊スポーツ評論家)




