阪神が今オフ、新外国人5選手を獲得した。19年在籍した3選手とあわせ、助っ人8人体制をとり、20年シーズンに臨む。球団首脳の言葉に、狙いの一端がうかがえた。
谷本球団副社長兼本部長は、異例の体制について「交流戦は順位に大きく影響してくる。糸井君が成績を残したと思うが、それでも勝利につながらなかった。チーム全体の力として、パ・リーグに及んでいなかった。そのあたりが新しい外国人選手が来て改善できないか、と。交流戦までに形をつくっていければ」と語っていた。
19年の阪神、交流戦は6勝10敗2分けで10位に沈んだ。いかにパ・リーグ球団に対抗するか。4番候補のメジャー通算92発、ジャスティン・ボーア内野手(31)、韓国球界打点王のジェリー・サンズ外野手(32)、2年目を迎えるジェフリー・マルテ内野手(28)。助っ人野手3人を抱えることで競争によるレベルアップ、打線強化を目指している。
交流戦は05年導入から15年で10年連続14度パ・リーグが勝ち越しを決めるなど、セ・リーグ各球団が苦戦している。だからこそ、この期間で勝利を積み重ねることができれば…。19年交流戦で阪神は巨人に5ゲーム離された(巨人は19年、11勝7敗で交流戦3位)。シーズン終わってみて、首位巨人とのゲーム差は6だった。
20年シーズン、交流戦でいかに戦えるか。チームにとってみれば、戦い方が定まってくる時期でもある。狙いが奏功すれば、おもしろい展開が待っているはずだ。【阪神担当 松井周治】




