プロ野球番記者コラム

阪神新人5人は高校生、“大人顔負け”の決意表明

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>

1月13日、成人の日。華やかな振り袖姿の女性に、ビシッと決めたスーツ姿の男性。兵庫・西宮市の甲子園球場では同市主催の成人式が行われ、普段は熱狂に包まれる聖地もお祝いムードに染まった。

ガッツポーズで笑顔を見せる、下段左から遠藤、及川、中段左から井上、矢野監督、西純、上段左から奥山、小川、藤田、小野寺(2019年12月2日撮影)
ガッツポーズで笑顔を見せる、下段左から遠藤、及川、中段左から井上、矢野監督、西純、上段左から奥山、小川、藤田、小野寺(2019年12月2日撮影)

その1週間前の1月6日、阪神の新入団選手が西宮市内にある選手寮「虎風荘」に入寮した。今年は新人8人のうち、5人が高校生だ。成人はもちろん、まだ高校すら卒業していない“子ども”の1人暮らし。プロという厳しい世界を考えると、不安は大きいだろう…と心中をおもんぱかったが、余計な心配だった。

「地元や学校などいろんな人からの期待がある。期待を裏切らないようにしっかり頑張っていきたい」。そう語ったドラフト1位西純矢投手(18=創志学園)をはじめ、誰も不安な気持ちを吐露しなかった。それどころか大人顔負けの決意表明。ドラフト4位遠藤成内野手(18=東海大相模)は秋田県出身で、虎風荘のある兵庫・西宮市から最も遠い。それでも「ホームシックはありません」とキッパリと答え、新人合同自主トレの休日も精力的に汗を流していた。年齢は18歳でも、精神的にはしっかり自立していた。

連日大勢の虎番記者に囲まれながらも、淡々と取材を受ける姿。まだ未成年にもかかわらず、堂々とした姿に私は尻をたたかれた。これは負けていられない。3年前に成人式を迎えた身だが、いい刺激を受けた。【阪神担当=只松憲】

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