そういう状況になったらいいような、困るような。複雑な気分になるのは間違いなしです。
まれに見る混戦だった今季のセ・リーグ、9月28日、阪神は先発藤浪が2位巨人を完封し、3位をキープ。クライマックスシリーズ進出をあきらめていない4位広島も苦手のDeNAを下し、1・5ゲーム差を守りました。
この時点で残り試合は阪神が「3」、広島が「5」。現時点で、両球団とも今季最終戦は10月4日、甲子園球場で行われる阪神-広島戦です。
もしも、その時点で、順位が確定しておらず、勝敗によってAクラス入りが決まるとなれば、熱い試合となるのは必至でしょう。
ここで思い出すのが9月12日、延長12回、2-2の引き分けに終わった阪神-広島戦(甲子園)のことです。
この試合、同点で迎えた延長12回1死走者なしから広島田中が放った打球は左中間フェンスをオーバーしたかどうか微妙な打球となったのです。判定は三塁打。広島側の抗議でビデオ判定となりましたが、結果は覆りませんでした。
ところが14日に異例の事態が発生しました。日本野球機構(NPB)が検討した結果、この打球は本塁打だったと発表。はっきりと誤審を認めたのです。2010年のビデオ判定導入後、NPBが誤審を認めるのはこれが初めて。熊崎コミッショナーが陳謝する異例の事態ともなりました。
もちろん、これが本塁打だったとして、広島が勝っていたかどうかは分かりません。しかしきわどい順位決定となったときに、「あれが本塁打なら…」と話題に上るのは間違いありません。
このDeNAを倒した9月28日の試合で、広島田中は同12日に幻となっていた「7号本塁打」を右翼席にたたき込みました。



