今夏のアジア選手権と来年夏にカナダで開催予定のU-18W杯の高校日本代表を率いる監督の最有力候補に、拓大紅陵(千葉)の前監督、小枝守氏(64)が挙がっていることが17日、分かった。

 これまでは大会ごとに代表監督を選んだが、ルール、判定など国際大会に対応するには長期の就任期間が必要と日本高野連は判断。2年を一区切りとするため現役監督への要請は難しく、現職を退いた経験者の中で適任者を模索。選考を重ね、拓大紅陵を92年夏の甲子園で準優勝に導いた小枝氏が候補に挙がった。4月下旬の日本高野連理事会を経て、正式に決まる。