昨夏代表の智弁学園が2本塁打で、ベスト8を決めた。

 3-0で迎えた3回、先頭の4番畠山開成外野手(3年)が右翼にソロ本塁打を放った。公式戦初めての4番を任され「期待に応えようと思った」と高校通算19号で応えた。

 5回2死では、代打で出場した太田英毅内野手(3年)が左翼にソロ本塁打。15日の初戦では熱中症により途中交代しており「(1本)出るのと出ないのでは違う。1本出たんで良かった」と高校通算30号を喜んだ。

 小坂将商監督(39)は15安打を打ちながら6得点だったことに厳しい表情を見せたが「(初戦から安打数が)2ケタ、2ケタ打っている。ちょっとしたきっかけで良くなる」とさらなる上昇を期待した。