春季北信越高校野球大会の組み合わせ抽選会は24日、石川県工・多目的ホールで開かれた。新潟1位で大会に乗り込む日本文理は1回戦で金沢学院(石川3位)と対戦。春は2年連続14回目の出場で、14年以来の優勝を狙う。

 練習前にナイン全員を集めて、日本文理・鈴木崇監督(37)は語りかけた。「4連戦になる。場数をこなす」。もちろん狙いは、14年春以来の優勝。4日間の4連戦にすべて勝つつもりだ。「いろいろな学校と試合をして、いろいろな場面での対応力をつけさせたい」。対戦相手校の情報収集は一切、やらない予定。北信越の初戦の対戦相手が決まった24日は、徹底して取り組んだフリー打撃には、いつも以上に力がこもっていた。