16年に学校が統合し、初戦の安曇川戦で夏初勝利を挙げた彦根翔西館が玉川に勝ち、近江が待つ3回戦へと駒を進めた。

初回に、得意とする機動力を使って3点を先制。先発の藤村駿介投手(3年)が5回に3点を返されたが逆転は許さず。直後に打線が勝ち越して再びリードし、そのまま逃げ切った。主将の七里悠平内野手(3年)は「自分たちの野球ができた」と納得の表情。次戦は優勝候補の近江との対戦だ。「全員緊張すると思うが、自分たちの野球を見失わず積極的にいきたい」と強豪撃破を目指す。