東京都高野連が1日に緊急理事会を開き、中止となった今夏選手権に代わる独自大会について協議することが5月31日、分かった。

同28日に都教育委員会が「新型コロナウイルス感染症対策と学校運営に関するガイドライン(都立学校)」を策定。都立は6月15日以降にしか部活動が再開できないこととなった。再開しても「身体接触を伴う活動」は行わない、とされている。野球が「身体接触を伴う活動」に含まれるかは不明だが、東京都高野連として対応の必要が出ている。

東京都高野連は5月7日には、甲子園大会の有無にかかわらず、夏の東西東京大会の準備を進める方針を確認。日本高野連が選手権中止を決めた同20日よりも1週間早い13日に日程を発表し、開幕を1週間遅らせて7月11日とした。ただし、緊急事態宣言解除と部活動再開を開催の条件としている。