秋季高校野球近畿大会の準々決勝3試合が25日、わかさスタジアム京都で行われた。市和歌山(1位)は、最速152キロ右腕・小園健太(2年)が強打の智弁和歌山(2位)を4安打完封し、2-0で4強入り。2年ぶり7度目のセンバツ出場を大きく引き寄せた。大阪桐蔭(1位)は天理(奈良1位)を11-4の7回コールドで撃破。センバツ出場に当確ランプを灯した。

◆センバツの近畿地区代表校は? 近畿の一般選考枠は6。4強入りした智弁学園、市和歌山、京都国際、大阪桐蔭の選出は堅い。残る2校は8強で敗れた4校の争い。神戸国際大付は、兵庫勢で今大会唯一白星を挙げ、県1位突破も鑑みて5校目が濃厚。残り1枠は同県のライバルがそれぞれ4強入りした龍谷大平安、智弁和歌山、天理の3校の試合内容が、選考の判断材料になりそうだ。