市和歌山が県岐阜商との投手戦をサヨナラ勝ちで制し2回戦進出を決めた。0-0で迎えた9回裏1死一、二塁から亀井が中前適時打を放ちサヨナラ勝ちした。

プロ注目のエース小園健太投手(3年)は、最速147キロの力のある直球に多彩な変化球を織り交ぜ、4安打完封。試合後のインタビューでは「序盤からすごく苦しかった展開だったので、チームメートがチーム一丸となって打ってくれたのがとてもうれしかった。少ないチャンスだったので、(走者が)何とかセーフになってくれという思いで見ていた。僕自身すごく制球も悪かったので、苦しい中だったのですが、チームで取った1点ということでとてもうれしかった」と、虎の子の1点を奪ったチームメートに感謝した。

完封で勝利はしたが、自身の投球には反省を忘れなかった。8つの三振を奪った一方で、与四球は6。「初めての甲子園ということで、自分自身も少し舞い上がってしまったところがあった。少しフワフワした中で投げていたので制球が定まらなかったのが反省点かなと思います」と振り返った。

2回戦で明豊(大分)と対戦する。

◆小園健太(こぞの・けんた)2003年(平15)4月9日、大阪・貝塚市生まれ。小学1年からR・I・C・Aで軟式野球を始める。貝塚一中では貝塚ヤングに所属し、高校でもバッテリーを組む松川虎生と全国制覇を経験。市和歌山では1年春からベンチ入り。50メートル走6秒7、遠投120メートル。特技は書道、料理。184センチ、90キロ。右投げ右打ち。

▽市和歌山・亀井(9回、中前に人生初のサヨナラ安打)「(小園)健太が0点に抑えてくれていたので、1点取れれば勝てると思った。自分が決めてやろうという気持ちでした」