新発田は高田農に7-2で勝ち。夏は準優勝した18年以来の4回戦進出を決めた。背番号11の山田竜太朗投手(3年)が9回9安打2失点で、2回戦の新発田農戦に続いて2試合連続の完投勝ちを決めた。
最後の打者を二ゴロに打ち取ると山田は帽子を取って額の汗を拭った。9回99球。11日の2回戦・新発田農戦の109球に続く、“省エネ”で「疲れはない」と平気な顔つきで言った。「外野手に助けられながら、打たせて取る投球ができた」。被安打9本で2失点に抑えた。
新発田農戦で公式戦初完投したと思ったら、2試合連続完投。渡辺義宏監督(50)は「彼にとって初めての世界」と背番号11の奮投をほめた。左翼の守備についたエース遠山和人(3年)ら、投手陣は豊富だが「代える要素がなかった」と指揮官は言った。
今春は三塁手として出場していた。「フォームがバラバラだったからネットスロー、シャドーピッチングを繰り返した」と春以降はフォーム固めに取り組み、指揮官の信頼を得た。次の相手は春の覇者・東京学館新潟。山田は「1回1回、抑えることにすべてをかける」と先発を志願していた。

