シード校・大牟田の最速137キロ左腕、境利月(りつ)投手(2年)が、2戦連続完投で勝利に導いた。
この日最速を更新した137キロ直球を主体にカーブで要所を締めた。126球を投げ9回5安打2失点。8三振を奪った。5回戦の相手はシード校の飯塚。「名前負けしないよう投げきりたい」と意気込んだ。
2回2死一、三塁で右中間に2点二塁打を浴び、先制された。だが直後、7回無死満塁のビッグチャンスで打順が回り、「打てる気しかしなかった」。張っていたという直球をとらえ、1点を返す遊撃内野安打を放った。後続に勢いをもたらした結果、打線は暴投で追いつき、スクイズで勝ち越した。
両親から「月のように優しく育って欲しい」との願いで名付けられた。2失点完投で月のように笑顔を輝かせた。

